準備

ウェブサイト名を商標登録出願する方法や費用、審査期間について

特許印紙

投稿日:

商標登録と聞くととても難しく感じ、会社が自社の商品名やサービスを登録するもので個人は関係ない事。そんな印象を感じるかもしれません。私も今までそうだったんですけど、実際に会社で商標登録に携わった経験から特段難しい事ではないという事がわかりました。個人でも商標登録の出願ができるのです。

ウェブサイト名も商標登録する事ができます。個人でウェブサイト名を商標登録する人も少ないでしょうが、あなたの運営するサイトの名前は影響力があるものではありませんか?名前だけでそこそこ有名で多くの人が知っているサイトを運営しているとか?

もしそんな場合、どこかの企業が同じ名前で同様のウェブサイトを立ち上げたらどうなるでしょう。おまけに商標登録までしていたら…?あなたのサイト名は使えなくなって名前を変えざるを得なくなります。知名度もゼロからの再スタートになってしまいます。

商標登録の出願もタダではないので、個人で出願するには確かにハードルが高いものです。しかし、もし有名なサイトを運営しているのであれば商標登録もそんなリスクを回避する有効な手段です。

サイト名を商標登録する方法

同じ名前が商標登録されていないという体でお話します。そもそもウェブサイトを作る前に同じ商標がないかチェックしなくてはいけませんので。

商標登録を出願する為には商標登録願という書類を書かなくてはいけません。様式にはテンプレートがあり、間違えると受理してもらえません。

商標登録願のテンプレートはこんな感じです。下記のサイトで Word ファイルをダウンロードできます。

権利の種類で調べる | 独立行政法人工業所有権情報研修館

このテンプレートに出願しようとする商標に合わせて記入していきます。

書類名 そのまま「商標登録願」で
整理番号 あなたが自由に決めます。何でもいいんです。「○○○-001」など。
提出日 特許庁へ直接持っていく日、ポストに投函する日のどちらか。
あて先 特許庁長官殿
商標登録を受けようとする商標 枠内に商標登録をするサイト名を記入してください。枠は消してはいけません。
指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分 ようするに商標のジャンルです。登録区分を2つ3つと増やすと、倍・更に倍と料金がかかってしまいます。

ここが一番ややこしい所ですが、特許情報プラットフォームのサイトで同ジャンルの企業サイトを商標検索すると、どのような区分と指定商品で登録されているのがわかります。それを参考にするのが一番の近道でしょうね。

指定商品・指定役務は特許情報プラットフォームのサイトで検索できます。

商標登録出願人 商標を登録する出願人の住所・名前・電話番号を記載します。商標登録をする以上、本名が公開されます。

名前の横には印刷後に印鑑を押します。(シャチハタ以外)

識別番号は初回の商標登録願には必要ありません。

代表者 個人での出願にはいりません。
国籍 日本人ならいりません
提出物件の目録 いりません。

必要ない部分は消すというのが原則です。そして数字やアルファベットは全角で。

特許印紙

特許印紙

商標登録には3,400円+(8,600円×区分数)の出願料がかかります。区分数とは前述の「指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分」です。登録区分が2つや3つになると出願料が上がっていくというのはこういう事です。

1区分の登録なら、3,400円+8,600円で12,000円かかります。

出願の為に、12,000円分の特許印紙を郵便局で購入する必要があります。特許印紙とは収入印紙の一種で、特許や商標を出願する料金を納める為の印紙です。ちなみにどこの郵便局でも置いてあるわけではなく、大きな郵便局でしか買えません。電話確認するのが確実でしょう。

購入した特許印紙を商標登録出願願の最上部の特許印紙の枠に貼り付けます。複数枚ある場合は横に貼り付けましょう。特許印紙の枠は消さなくて大丈夫です。特許印紙の枠の下には、合計料金を記載します。

特許庁の人に確認してもらう

商標登録願を直接特許庁の窓口へ持っていくと、その場で書類に不備がないか確認してもらえます。しかし、特許庁は東京です。誰しも簡単に直接行く事はできません。そうなると郵送になるのですが、それだと書類の確認をしてもらえません。

郵送する場合は、特許庁に電話して書類を確認してもらう事ができます。商標登録願を FAX で送るよう求められます。数時間後に電話で回答をいただけます。

ただし、確認してもらえるのは書類に不備がないかだけで、商標に登録できるか否かは確認できません。

電話:03-3581-1101
受付時間:平日9時00分から17時30分まで

書類を郵送する

確認が済んだら商標登録願を郵送します。A4 の封筒で送りましょう。

あて先:〒100-8915 東京都千代田区霞が関三丁目4番3号 特許庁長官殿

そして、赤文字で「出願関係書類在中」と記載する必要があります。

万一届かない事態を防ぐため、特定記録(切手代+160円)で送る事をおすすめします。問い合わせ番号が付き追跡する事ができます。

商標登録の審査期間

商標登録を出願してから審査が終わるまでの期間は、具体的な日数は言えませんがおよそ8ヶ月と言われています。特許庁には毎日のように新たな商標登録出願が届いており、順番に処理するのにそれだけの期間がかかってしまうのです。

商標登録出願して、出願番号(商願)が付くまでに約20日ほどです。

商標の有効期限

商標の有効期限は登録されてから10年です。ただ、10年経ったら終わりかというのそうではなく、次の10年も更新料を払えば有効期限を延長できます。

商標登録にかかる費用は全部でいくら?

商標登録にかかる費用は、出願料だけではありません。審査の結果、商標登録の許可がおりたら商標登録料がかかります。

商標登録の区分が1つの場合

出願料:12,000円
商標登録料:28,200円(10年分)
更新登録料:38,800円(10年分)

とりあえず最初の10年は出願料と商標登録料で合計40,200円かかります。1年換算で4,020円、意外とお手頃な価格で個人でも出せそうです。次の10年間も更新するには更新料として38,800円かかります。

おわりに

商標登録を個人で出願する流れを紹介しました。ご覧の通り特に難しい事ではありませんし、法外な価格を要求されるものでもありません。もし大きなサイトを運営しているのであれば、リスク回避に商標登録も有効な手段です。

スポンサーリンク




スポンサーリンク




-準備

Copyright© Episodes & Melody , 2019 AllRights Reserved Powered by STINGER.